みなさん、ブックホテルというものをご存知ですか?

ブックホテルとは、本を自由に読むことのできる宿泊施設のことです。

本に囲まれて生活する。

読書好きにとってこれ以上の幸せはありませんね。

今回は箱根にあるブックホテル、箱根本箱に行ってきました。

箱根本箱とは

2018年8月にオープンしたばかりの箱根本箱。

部屋は全部で18室。

どの部屋にも露天風呂がついているとのこと。

露天風呂の他にも地下には大浴場があります。

さすが箱根とでも言うべきでしょうか。

部屋は1階と2階のみ。

建物自体は低いですが、実際の標高は高いので、部屋から見える景色は絶景です。

今回は3月に訪れましたが、秋には辺り一面に紅葉が広がっているのでしょうね。

今度は季節を意識して来てみたいです!

豊かな自然に癒される往復路

箱根本箱の場所は箱根湯本からもっと山奥にある中強羅駅から徒歩5分です。

あまり聞かない駅名かと思いますが、それもそのはず。

山の奥の奥の駅です。

関東圏内にお住みの方は、小田原を経由して、箱根湯本に向かう方がほとんどかと思います。

そして、箱根湯本からはあのスイッチバックで有名な箱根登山鉄道!

え?スイッチバックがなにかって?

スイッチバックとは急な斜面を登るために、電車を折り返して、ジグザグに運行するといったものです。

筆者も初の体験だったので、止まったかと思いきや逆方向に走行しだしたときは驚きました。

こちらが電車からの景色です。

山奥であることがお分かりいただけたでしょうか?

登山鉄道で強羅駅まで行くと、そのあとはケーブルカーに乗り込みます。

この急な斜面。

電車で登れるとは到底思えませんね。

山の中をケーブルカーで一直線に登っていく体験はなかなかありません。

どの窓を見ても森、森、森。

吸い込まれるような木々。

数時間前までの都会の喧騒はどこへやら。

さあ、こうして中強羅駅についたわけです。

自然に圧倒される往路でした。

露天風呂付の素敵な部屋

中強羅駅から歩いていくと「箱根本箱」の看板に出会います。

そこから入口に向かっていくと、、、

え!?木!?

一見ただの木の板に見えますが、しっかり木の自動ドアでした。

入口から既に雰囲気づくりが始まっているのです。

そして、中に入ると

本~~~~!!!!

とても大きな本棚とそこに並ぶ大量の本。

窓がとても大きいので、太陽の光が一面に差し込みます。

早く読みたい早く読みたいとうずうずしながらチェックイン。

待ち時間にはハーブティーとパウンドケーキ。

手厚いおもてなしです。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、奥にあるのは暖炉です。

夜には木が燃やされます。

いつもエアコンの暖房を使っている筆者には、この明るい炎と暖かさが体にじんわりしみこみました。

将来は暖炉のある家に住みたい。そんなことも考えました。

チェックインが済んだら部屋に案内されます。

筆者がとったのは箱根本箱で一番安い部屋。

箱根本箱の部屋

とてもきれいに整った部屋でした。

一番安くて、この綺麗さなら、スイートルームはどんなに素敵なのでしょう。

部屋の広さはもちろん、空間をどのように使っているのか、想像するだけで楽しいです。

ベッドにはベッドの上で読書ができるように壁にクッションが施されていました。

ベッドの上で壁によりかかっても背中が痛くないわけです。

うとうとしながら本を読みたい。

夜がとても楽しみになりました。

各部屋には本棚があります。

それぞれの部屋にそれぞれ異なるテーマで本が選ばれているそうです。

箱根本箱の風呂

外には露天風呂。

空は快晴。

夜には星空が期待できそうです。

さあ、部屋の案内はここらへんで終えて。

本棚のほうに移りましょう。

様々なジャンルの本たち

箱根本箱の本棚

大きな本棚。

一目では、その全体が捉えきれません。

なにがどこにあるかは明記されていませんが、少し見ただけで大体ジャンルが把握できます。

非常に様々なジャンルがありました。

小説はもちろん、宇宙の本や歴史の本。

ファッションの本に絵本までありました。

箱根本箱の絵本

小さいころに読んだことのある本がたくさん。

母に「絵本読んで!」とねだっていた幼少期を思い出します。

本棚のある空間をラウンジと呼んでいるのですが、ラウンジは24時間使用可能です。

また、ラウンジにはコーヒーマシン、ハーブティー、ナッツ類が置かれており、自由に飲食可能です。

箱根本箱のコーヒー

明るい陽射しに包まれて、おいしいお茶とお菓子を手元に本を読む。

これ以上の幸せなんてあるのでしょうか?

数ある中で筆者が選んだのは本川達夫さんの「ゾウの時間ネズミの時間」でした。

どんな動物も心臓は20億回動いたら止まるそうです。

その心臓の一回ごとの間隔の長さに違いがあり、それで寿命の長さにつながるんだとか。

生命の神秘を感じられるような本です。

ぜひ読んでみてください。

贅沢なディナー

素敵なお部屋に、たくさんの本。

もうこれだけで十分満足です。

しかし、これだけでは終わらない。

辺りが暗くなり、筆者を待ち構えていたのはイタリアン2時間コースでした。

箱根本箱のディナー1

全8品。

箱根本箱のディナー2

最初にでてきた料理です。

いや、お皿はどうしたのか、という。

筆者は食にそこまでお金をかけないタイプなので、こんなにしっかりしたコース料理は初めてです。

どれもほっぺたが落ちるくらいおいしく、筆者の人生の中で1番贅沢な食事はこれかもしれません(笑)

ご飯の後はお待ちかねの露天風呂。

一面の星空に、日々の嫌な思いが消えていきます。

とっても癒されました。

そのあとは本と共にベッドにあがりました。

夜が更けるまで本を読み、うとうとしながら最後は寝落ち。

本を読みながら寝れるなんて最高ですね。

終わりに

箱根本箱のすばらしさをわかっていただけたでしょうか。

本を快適に読む環境がここまで整っているところはそうありません。

食事や睡眠まで、本のある豊かな生活を体験できます。

「生活の質が上がる」という次元ではなく、まるで夢を見ているかのような2日間でした。

ぜひ行ってみてください。

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